明王伝 レイ


愛染明王(あいぜんみょうおう)


軍茶利明王(ぐんだりみょうおう)
降三世叉明王(ごうざんぜみょうおう)
金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)


許 紅蓮(シュウ コウリエン)
白河 真名(しらかわ まな)


孟呂(たける)
大威徳明王(だいいとくみょうおう)
大元帥明王(だいげんすいみょうおう)
土門 魅(どもん かい)




蓮生善明(はすうぜんめい)
日輪 胎蔵(ひなわ たいぞう)
日輪 法水(ひなわ のりみず)















愛染明王(あいぜんみょうおう)
 敬愛法の本尊であり愛欲を本体とする仏であるが、四魔(五陰魔・煩悩魔・死魔・天子魔)を破る武運の神でもある。レイに神憑(かみがか)り、訶梨帝と戦う。

 名台詞
「無邪気こそ純粋な愛!! 純粋な愛に染まってこその母なのだ!! されば愛染の光なりッ!!」



軍茶利明王(ぐんだりみょうおう)
 5大明王の1柱。蛇や龍の形で表される生命力の支配神であり、毒蛇の力を神格化し毒を制するといわれる荒神である。

名台詞
「金剛龍神なるこの軍茶利に下等な化け蛇の呪術などきかぬ!!」



降三世明王(ごうざんぜみょうおう)
 5大明王の1柱。過去・現在・未来の三世の苦悩を滅する力を持つ荒神である。

名台詞
「岩塩の作用に明王の権能が加わるのだッ!! 生きる価値のない奴は消滅する!!」



金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)
 5大明王の1柱。金剛杖と呼ばれる武器を持ち、その威力は外面だけでなく心の内側にまで及ぶ。心に巣食う障害さえ除ける荒神である。

名台詞
「苦痛を感じぬ生物になろうなどと・・・・!! 人はみな苦しみをのりこえて生きているのだ!!」



許 紅蓮(シュウ コウリエン)
 炎帝流刺殺術を継承する針師。その魂は八大童子が1人・慧光である。
 日本で医院を開業し幸せな日々を送っていたが、炎帝流刺殺術の経絡図を狙う殺し屋たちとの戦いの中、誤解から婚約者を自らの手にかけてしまう。その時の念いが悪想念となり中国伝説の狼男・豺狼鬼に変化してしまうが、レイとの出会いで悪しき心を流し清める。そして汚れた心と体を自らの針で殺した許は善のみに生まれ変わり、以後、レイとともに魔を討つ。
 ルシフェルとの戦いで命を失うが、最後まで悪に屈することはなかった。その後、霊体となった許は八大童子・慧光として完全に目覚め、法輪修法によって羅喉を降伏する。

名台詞
「山川草木わが気を通し 邪気の流れる経点を・・・・突くッ!!」
「これが炎帝流刺殺術だ――ッ!!」
「この汚れた心をッ!! この体をッ!! 自らの針でッ!! 殺す――ッ!!」
「俺は過去の汚れた心と体を自らの針で殺した・・・・!! 悪しき自分は滅びさった・・・・。善のみに生まれ変わったのだ!! これよりのち、善のみ愛のみ正義のみを貫くッ!!」
「正しき者に後悔なしッ!!」



白河 真名(しらかわ まな)
 白家神法を継承する巫女。難陀龍王のお告げに従い、五大毒龍に奪われた宝玉を取り戻すためレイに同行する。金剛夜叉明王の気を受け阿修羅と戦うが敗れ去り、命と引き換えに放った白家神法最奥儀・神業魂振で宝玉とともに昇天する。

名台詞
「我が怒りは明王の怒り・・・・我が業も明王の業なり!!」
「宝玉が悪用される時、我が生命力のすべてを賭して償わねばならぬ・・・・!! それが白家のさだめ!!」



孟呂(たける)
 八大童子の1人、慧喜童子。あらゆる動物との交信を可能とする権能「呼び子力」を持つ。
 ルシフェルとの戦いで命を失うが、魂のみの姿で復活し、他の八大童子と共に法輪修法によって羅喉を降伏する。

 名台詞
「へへ・・・・死んでから後悔すンのはやだかンな・・・・」



大威徳明王(だいいとくみょうおう)
 5大明王の1柱。閻魔天と通じ、その修法は地獄界にもおよぶ。冥府をさまよう人魔に対し絶大な力を発揮する荒神である。

 名台詞
「すでに閻魔にわたりはつけてある。あの世で裁きをうけるがいい――ッ!!」



大元帥明王(だいげんすいみょうおう)
 戦勝呪法にたけた荒神である。レイに神憑り、鬼叉羅・魔怒羅を降伏する。

 名台詞
「人間には手があるから創造性を発揮できる!! 動けるから夢を実現できる!! 動けるからこそ発展がある!! いったい貴様は人間の何を見てきたのだ・・・・!?」



土門 魅(どもん かい)
 白家神法の達人であり、権宮司をつとめる。その魂は八大童子が1人・制叱迦である。
 白河真名を連れ戻すためにレイと同行する中で、宝玉の力によって自分が制叱迦であることを知る。
 レイと共に魔を討ち続けるが、ルシフェルとの戦いで命を失う。その後、他の八大童子と共に法輪修法によって羅喉を降伏する。

名台詞
「祖神の権能を得られる神霊は貴様だけではないッ!! この俺も神々の1人だ――ッ!!」
「一匹でも多くの化け物を倒すことが俺の夢っ!! そのために死んだとて悔いはねえ!!」
「早死にはしたくねェが・・・・俺はどかねェ!!」
「ありがてえーッ!! この苦しみは俺の勇気と胆力と信念をきたえてくれるぜ!! 苦しみに耐えれば耐えるほど俺は強くなってる自分を感じるわッ!! 苦しみ 即 喜びだ――ッ!!」
「だまされるな慧喜ーッ!! 俺達が死んであの世にもって帰れるものは名誉でも金でもねえ――ッ!! 心だけだ――ッ!! だったらどうする!! お前は自分の心をどうするッ!!」



蓮生善明(はすうぜんめい)
 総本山金剛寺大僧正。密教に蓮生ありといわれるほどその加持祈祷において右に出るものはなく、陰陽師・修験者などにも尊崇される人物である。
 鬼子母神や賤胴羅との戦いでレイを助けるが、苦面虫によってゾンビにされてしまう。しかし、その精神力で理性を保ち、法輪修法で羅喉を退ける。その後、自らの完全なゾンビ化を防ぐために焼身自殺を遂げる。

名台詞
「いけッ!! 神憑(かみがか)れ――ッ!!」



日輪 胎蔵(ひなわ たいぞう)
 武闘流呪術・日輪流修験道の後継者として生まれる。レイの父親であり、その魂は八大童子が1人・矜羯羅である。
 一見物欲に凝り固まった人物であるが、それはレイを俗人として育てるためであった。しかし、いつのまにかそちらが本性になってしまった感も・・・。
 ルシフェルとラーフを同時に相手にする摩利支天の苦戦を見かねて法輪修法を試み、法輪の光によって矜羯羅として覚神する。

名台詞
「わしがうんと物欲のこりかたまった大バカ者になってこいつもそんなふうにしつけます・・・・!! こいつはどこにでもいるような平凡な人間にしなくちゃならんのです!!」
「我が業は我が為すにあらず・・・・天地を貫きて生くる・・・・祖神の権能!! 矜羯羅童子出神ッ!!」



日輪 法水(ひなわ のりみず)
 レイの双子の弟。本来その魂は大天使ミカエルの分体であったが、妊娠中の蟲毒によってルシフェルに憑依される。
 ミカエルとして覚神することなくその肉体は破壊されるが、魂はレイと共に生き続ける。レイと法水が合体することにより、不動明王ミカエル・別名摩利支天が出神する。

名台詞
「入我我入!! 我に入りて一体となる者に本体の力は流れ入るッ!! こい不動――ッ!! 本体の力を体現せよ――ッ!!」




















































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