今日のお題
明王伝レイ
知人が地獄へ墜ちた時、レイはどうするか?
まず、1件目です。
祓ノ六十四 霊力よ! 魂の叫び
地獄霊「助けてくれッ!! なんでボクがこんなめに〜〜ッ!!」
レイ「いったはずだぜ・・・・あの時・・・・・・・・」
地獄霊「ひ・・・・日輪――ッ!!」
レイ「お前は地獄に墜ちるとな!!」
地獄霊「う・・うわああッ!! 助けて〜ッ!! ボクが悪かった〜〜ッ!!」
レイ「おそいんだよ!!」
ナイフで刺された怨みが入ってますね。
わざわざ地獄まで出向いて、顔だけ見せてすぐ帰っていくとは。
では、次の例を。
祓ノ六十六 母と子のきずな
鬼乳房に憑かれ、そのまま地獄に墜ちた母親の元を尋ねたレイ。
レイ「俺たちにできるのは本人が早く自分のあやまちに気づくように・・・・祈ってやることぐらいなのだ!!」
レイ、何が起こっても静観しています。
しかし、その母親の娘は耐えきれず、母親をかばいに地獄へ飛び込みます。
そこで母は愛の心を思いだし、反省の涙を流します。
レイ「よし!! 成仏した!! これで何もせずに見ていたかいがあったというものだ・・・・」
なるほど。みなさん、覚えておいてください。
地獄は罰を与える場ではなく、反省する場です。どんなに心が痛んでも、一時的な自己満足のために地獄霊を助けてはいけません。
では、次の例を。
祓ノ百一 戦場からの一通の手紙
レイは霊視で知り合いのカメラマン・木島(初出・11巻)が既に死んでいることに気付く。
木島は生前に他人を害する心が強かったため、阿修羅地獄へ墜ちていた。
レイ「じゃあ、いってくるよ・・・・」
胎蔵「ん? いくってどこへ・・・・?」
レイ「木島さんを助けにさ・・・・!!」
ちょっと待て!! それでいいのか!?
しかし、読者のつっこみが通じたか、明王はレイが木島さんを助けるのを妨害します。
地獄は懲罰を与える場ではなく、反省する場なのです。
木島さんは、普通なら200年は出られない地獄から、自ら過ちに気付くことで次々に抜け出し、天国へ近付いていきます。
そしてたどりついた最も浅い地獄、
「無信仰地獄」
。(「唯物論地獄」といった方がいいかもしれません)
しかし木島さん、他人を害する心から反省したようにはどうしても見えません。
警官に殴られた木島さんがとった行動は
木島「いくら死人だって痛えッて言っただろーが!! この偽善者どもが――ッ!!」
スコップで頭部を強打。
そんな木島さんですが、ついに最後の反省を果たし(?)、天国への門を通ろうとします。
その背後からやってくるのは、阿修羅地獄から木島さんを追ってきた鬼!
ここでレイの名セリフ
ならば守護霊よ・・・・
本人が最大限の死力を尽くし
それでも助けが必要な時ならば・・
神は無条件で助けますよね・・・・!!
五大明王出神ッ!!
破邪――ッ!!
どうやら、不動明王と知り合いで、かつ魔物に憑依されて手を煩わせたことがない場合、地獄へ墜ちてもいろいろ助けてもらえるようです。
人は神と約束をして生まれて来る
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