今日のお題
明王伝レイ(10巻)
祓ノ七十九 最終楽章の神
神の波動を描き出すことに生涯をかけた林画伯が自殺したところから話ははじまります。。
しかし、親友の音楽家・大沢には信じられません。意欲作の完成間近に自殺する理由がないというのです。
しかし、電車が来たところでホームに飛び込んだところをあまりに多くの者が目撃しているため、警察にはとりあってもらえません。
そこで大沢さんが相談した相手は、我らが日輪レイ。
レイは霊視で真相を突き止めます。
林画伯の離婚した妻が、ホームのベルに反応して線路に飛び込むように後催眠をかけていたのです!!
スゲェ。
まさしく完全犯罪です。これはどんな名探偵も立証することは不可能!!
レイに真相を聞いた林画伯の親友・大沢さんは、自らのステージである音楽で林画伯の感じた「神の波動」を表現しようとします。
そんなとき、大沢さんの前に林画伯を殺した、林画伯の離婚した妻があらわれます。
大沢さんの態度から自分の殺人について感付かれたことを知った彼女がとった行動はとは?
こんども催眠術による完全犯罪かッ!?
死ね――ッ!!
おもいっきり街中で、階段から突き落としました。
「ふふ・・・・林のところにいきな・・・・」
その前にテメェが病院いけ(頭の)。
もしくは塀の中へ。
しかしレイの助けもあり、大沢さんは一命を取りとめます。
そして、レイに助けられた時に感じた「神の波動」を音楽にすることに成功した大沢さん。
ついに演奏会で公表の時!
しかし、そこに例の林画伯の離婚した妻の姿が!
生きている大沢さんをみた彼女のとった行動とはッ!?
「ぶ・・ぶっ殺してやるッ!! 今すぐこの場でッ!!
この揮発性の強い化粧品のビンに火をつければ十分火炎ビンになるわッ!!
」
テメェはテロリスロトか。
元は保険金目当ての殺人で、それがバレたから大沢さんを階段から突き落としたのは、方法に問題があったとはいえ、口封じだとして無理にでも納得しようや。
しかし、火炎ビンってなに考えとんや?
「死ね大沢――ッ!!」
火のついたビンを暗がりの中で振りかぶりました。
目撃者3ケタ確実。
結局、このバカはレイに破邪されて自白しましたとさ。
美は善悪を 越える・・・・!!
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