今日のお題
明王伝レイ(11巻)
祓ノ八十 踏切の自縛霊




天国地獄は他の世界にあるのではなく実は心の中にある・・・・
それは人間の心があの世へとつながっているからである・・・・!!
だから心の中に地獄があれば地獄霊がそこに入り込んでくるのだ!!



レイの通う学校のそばに、事故が多発する「魔の踏切」と呼ばれる踏切があります。

ウワサでは、3年前にその踏切で自殺した女子中学生が自縛霊になっているとのことです。

そんな話をしていた女生徒たち、よせばいいのにレイに話をふります。


今日子「ねえ!! 日輪君はどう思う?」

レイ「え? 自殺霊か?
   たしかに自殺者は成仏できないな・・・・たいては地獄までいけずにその土地の自縛霊になってるのが事実さ・・・・!!
   結局この世から逃げたいと思って自殺した者にはその反作用としてこの世に縛られることになるのかもな・・・・
   自縛霊となってあの世でもこの世でもないという世界にいていつまでも自分が死ぬシーンばかりを追体験してるんだ・・・・!!
   そんな自縛霊がいる所にいくといといと障りが起きることがあるんだぜ!
   人が死にやすい自殺の名所なんてあるだろ・・・・あれなんてまさに自縛が何体もいて手まねきしてるんだ・・・・!!」




はい、いつもながら見事な電波っぷりです。

軽く意見を求められただけのクラスメートに対して神理を語るのはどうかと思いますが?


その後、レイはさらに「霊好きな奴が1番憑かれやすい」と忠告をしておきます。




そして放課後、ウワサ話をしていた女生徒たちは心霊写真を撮ろうとして「魔の踏切」の周りを撮影してまわります。


「でも本当に霊がいたら私達こんなことしてて大丈夫なのかな?」

「う・・・・うん・・・・。ちょっと日輪君のいうことも気になるわね!!」

「大丈夫よ!! もし本当に目の前に出てきたら成仏しなさ―――いって言ってやればいいじゃん!!」


はいみなさん、この↑セリフは後々重要ですので覚えておいてください。

ついでに、この場にレイはいなかったはずだということも覚えておいてください。




そして現像した写真をチェックしている時、レイがあらわれて・・・


レイ「ざっと見たところこの写真からは霊の気配は感じられないな・・・・


レイさん、一般生徒相手に天然すぎです。

ちょっとヤバイ人に見えます。


レイ「それよりこんなのに血まなこになってへばりついてるお前らのほうがよっぽど自縛霊みたいだぜ!!
   前にも言ったろ・・・・ほどほどにしないと危険だって・・・・」




バシィッ




・・・・・・


ぶち切れた今日子、恐ろしいことに日輪レイにビンタ

今までレイに手を上げた人間たちがどうなってきたかを知らないのかッ!?




そして、下校中・・・。

今日子の足はフラフラと「魔の踏切」に向かってゆきます。

危うく電車に轢かれそうになる今日子。

そこにあらわれるレイ。


レイ「大丈夫か・・?」

今日子「どうしたのかしら・・・・なんだかスーッとさそわれちゃって・・」

レイ「憑依されてたのさ・・・・ここの自縛霊に・・・・」

今日子「う・・うそよ!! 私が憑かれてたなんて・・・・だいたいどこにそんな霊がいるっていうのよ・・!!


レイ「そこにいるぜ・・・・お前の足もとに・・・・


彼女が視線を落とすと、そこには血まみれのセーラー服の少女が・・・・。


それはそうとレイさん、対悪人モードに入ってませんか?

やはり、レイさんに手を出してはいけませんね!


今日子「キャアアアアア―――ッ!! た・・助けてよ日輪くんッ!!」



レイ「あれ? もし霊が出たら説得して成仏させるんじゃなかったのか?



レイさん、どつかれた怨みからか根性悪いです。

しかもこの発言が出た時、レイは同行していなかったはず・・・・。

クラスメイトをストーキング?


今日子「ひ・・・・日輪くん・・・・」



レイ「ホラ・・・・早く説得しないとまた憑依されちまうぜ・・・・


レイさん、やっぱり根に持ってます!


今日子「な・・なんで・・・・私がこんなめに・・・・」


レイさんをどついたからです。


レイ「悪霊憑依の原因はすべて自分の心の中にある!! それは同じ心の持ちぬしどうしがひきつけあうからだ・・・・


「助けてくれ」って言われても助けないくせに、「なんで私が・・」には丁寧説明するあたり、怨みが出てると思いますがどうでしょう?


そして、ついに今日子は自縛霊に憑依されてしまいました。


レイ「まあ悪霊に憑かれたらはじめて反省する機会が与えられたと思えばいい。
   ふだんそんなことしないだろう・・・・




人間は本来霊的存在であり天上界で自由自在に生きていた存在である・・・・
したがって肉体に宿るということは自らの霊性が徹底的に試されるということなのだ!!
人生の目的はこの魂を磨きより多くの魂の糧を得て霊的に向上するところにある!!







レイさん悪想念ためすぎ
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