今日のお題
明王伝レイ(15巻)
最終話 悪念への発気!!
さてさて、今回は明王伝レイの最終回についてです。
実はこの回の前、「祓ノ百一」から「祓ノ百四」は、第2部には珍しく4話の続きものでした。
しかも最後には、究極技「五大明王出神ッ!!」まで披露しているくらいですから・・・最終回として使うに相応しい内容だったと思います。
しかし、あえてそこで「レイ」を終わらせずに描かれた、単話での最終話!
さあ、我らが菊池としを大先生、どのようなラストを用意してくれているのか!
では、お楽しみください。
日本人は古来より
身にふりかかる
邪気を非常に
忌み嫌った・・・・
そこで魂の穢れを
清める方法を
さまざまに考案
したのである・・・・
日本人とは自らの魂の
清浄さ正しさを
守ろうと務めてきた
民族なのである!!
としを先生、いきなり突っ走ってます。
「日本は神の国」とか、時代を先取りして書いていないかと気になります。
話は、外人力士「旭鷹」が突然勝てなくなり、初日から4連敗するところから始まります。
主人公・レイが語るには、それは国民的アイドル中沢紗帆と旭鷹が結婚していることがマスコミに知られ、ファンたちの怨みや嫉妬・やっかみなどの思いが生霊となって旭鷹関を苦しめているとのことです。
個人的には、旭関より「藤田○之」他多数の安否が気がかりです。
完全に感情移入してるから大丈夫なんでしょうか
レイはその悪念に対する手段として、正しい四股を教えます。
これは、「邪悪なものを踏みつぶし大地の穢れを一掃する」という四股本来の力だと説明されます。
しかし旭関、この「正しい四股」を拒みます。親方が理由を聞くと・・・
旭関「自分はクリスチャンデスから・・・イエス様以外ハ信仰するつもりハアリませんッ!!」
親方「お・・おい、わしは何もお前に改宗しろとは言っとらんぞ・・・・」
旭関「あいにくデスが・・・・自分が1番大切にしているモノは神デス・・・・、相撲ハベスト5には入リマセン!!」
宗教上の理由から柔道の授業を受けることができず留年する学生がいるこの時代、皆さんいかがお過ごしデスか?
その後、レイはキリスト教の「祈り」でも悪念を祓い、生霊を外すことはできると説明して旭日波部屋を去ります。
そして、自分の家で呟いた言葉。
レイ「でも彼の信仰で生霊をはずせたとしてもしても土俵では神の加護はうけられないだろうな・・・・土俵の上には神道の神しかいないんだから・・・・」
そういうことはその場で言ってやれよ。
ところで、その発現は異教徒は相撲したって無駄無駄無駄ってことですか?
レイ「神道の神をこばんでいるうちは神は降りてこない・・・・人間だけの力で相撲はとれるものじゃないんだ・・・・」
・・・ナルホド、力士はみんな霊媒士だったんですね。
その後、生霊の影響で旭関の妻・中沢紗帆に霊障がでますが、レイの神気で悪念を祓うことに成功します。
そして、7連敗で迎えたその翌日、旭関は・・・
「今の四股はッ・・・・」
レイ「完璧な四股祓いだ!!」
こうして旭関、土俵上の悪念を祓うことに成功します。
しかし全国からとんでくる邪気はとてつもない量で、1人では祓いきることはできません。
そして時間!
は っ き よ う い
発気用――意ッ!!
あ、旭関の後ろになんかごっついおっさんが見えます。
あめのたぢからおのみこと
レイ「天手力男命だッ!! 天之岩戸の扉を開いた怪力の神だ!!」
そして旭関、豪快な突き倒しで初白星を決めます!
・・・結局、神の力で勝っただけってことでないの?
「キリスト教信者の勝てない力士がいました。神道を認めたらいきなり勝てました。めでたしめでたし」
「はじめは半信半疑だった私も、神道を信じたとたん試合に勝てるようになり、今では妻と幸せに暮らしています。ありがとう神道!」
でもタイトルは「明王伝レイ」。
ついでに、不動明王の上司はミカエル。(3巻参照)
・・・話を戻しましょう。
旭関の勝利に対し、観客たちはヤジを飛ばしました。
レイ、ついにブチキレます。
レイ「いいかげんにしろ――ッ!! なぜみんなそんなに穢れをバラまくんだッ!!
それでも日本人か――ッ!!
」
そして、上空に巨大な不動明王(レイの魂の正体)があらわれ、国技館に向けて剣を振り下ろしながら叫びます。
破邪――ッ!!
明王伝レイ・完
・・・え?
終わり?
ホントに終わりです
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