すべてはここからはじまった
そして、ここで勇者の姿をその目に刻め!!



すぐにお目当てに飛べるようにしました
 ガッツの「G」  偉大なる死  今にも落ちてきそうな空の下で  戦いの思考  DIOの世界  呪いのデーボ←NEW!

5月終盤〜 の日記より抜粋


〜ブチャラティたちが……〜


 「いったい……?」
 「……どういう事なんだ? ブチャラティ!! 説明してもらおう!!
  なにをやってるんだ!? あんたは!!」

 「わかった……単刀直入に言おう。多くは説明できない……時間がないし危険がせまっているからだ!
  オレが
幼児用のショーツを買ったのは、たった今! オレが「おんぷちゃん」「萌えた」からだッ!
  おまえたちとはここで別れるッ!
  これからおまえたちがオレといっしょに行動すればッ!おまえたちもオレと同じ「オタク」と見なされるからだ!」

 「な……なんだって?」
 「…………」
 「よ……よくわからないな、い……今言ったこと、……今何て言ったんです?」
 「「買った」……っと言ったんだ……ショーツを!」
 「な……なぜ?」

 「普段は自己中心的な態度をとっていたおんぷちゃんは、同じオーディションを受けるライバルを助けるために禁断の魔法を使った……
  そして、どれみたちを助けるためにも禁断の魔法を使い……100年の眠りに囚われそうになった
  それを知ってオレは、耐えることができなかった。そんなおんぷちゃんを見ぬふりをして暮らすことはできなかった
  だから「買っ」た!」

 「…………なんて事を!!」
 「正気か……ブチャラティ」
 「「オタク」が社会的にどういう扱いを受けるのか……知らぬわけではないだろうに」

 「ともに来る者がいるのなら……そこの売り場であと4種類のショーツを買ってきてくれ
  ただし、おれはおまえたちに買えと「命令」はしない……
  TV放映を見てくれと「願う」こともしない……オレがかってにやったことだからな
  だがひとつだけ偉そうな事を言わせてもらう
  オレは「萌え」たから買ったんだ。
  後悔はない……こんな世界とはいえオレは自分の「信じられる道」を歩いていたい!
  
MAHO堂さえ見つければ……今は萌えるだけだが、『おんぷちゃん』は必ずオレだけに微笑みかけてくれる!

 「言ってることは……よくわかったし正しいよ、ブチャラティ
  だけど……はっきり言わせてもらう。残念だけど……ショーツを買う者はいないよ……
  萌えに流され血迷った事をするなんて……おんぷちゃんには萌えるがショーツを買う事とは別だ……
  あんたは現実を見ていない……萌えだけでこの世界を生き抜く者はいない、正体を暴かれたオタクは生きられないんだ……」

 「ああ……フーゴの言うとおりだぜブチャラティ
  あんたのやったことは社会的自殺に等しいことだぜ、世界中どこに逃げようともうあんたには安息の場所はない……
  しかしだ……
  オレももともとよォ〜〜〜〜行く所や居場所なんてどこにもなかった男だ……
  この国の社会からはじき出されてよォ――――オレの落ちつける場所は……ブチャラティ
  おんぷちゃんといっしょの時だけだ……


 「ナランチャ……君はどうするんです?」

 「オ……オレ……ど…どうしよう? オレ?
  ねえ……ブチャラティ……オレ……どうすればいい? 買った方がいいと思う?」

 「恥ずかしいか?」

 「ああ……、す……すごく恥ずかしいよ
  で……でも「命令」してくれよ……
  「一緒に買え!」って命令してくれるのなら、そうすりゃあ勇気がわいてくる
  あんたの命令なら何も恥ずかしくないんだ……」

 「だめだ……こればかりは「命令」できない!
  おまえが決めるんだ……自分の「歩く道」は……自分が決めるんだ……


 「わ……わかんねーよォ〜〜〜〜〜〜
  オレ……わかんねえ……」

 「だが忠告はしよう
  「買うな」ナランチャ……おまえには向いてない」


 (やや中略:悩んだままのナランチャをそのままにしてブチャラティたちは出立する
  それを追ってきたのは……)



 ナランチャ「ブチャラティィィィィィィィィィ」

 「買うよッ!
  オレも買うッ!
  買うんだよォ―――――――――ッ!!」


 「オレに「買うな」と命令しないでくれ――――ッ!
  おんぷちゃんはオレのなんだッ!
  オレだ!
  おんぷちゃんのショーツはオレのショーツだ!!」







〜プロシュート兄貴がオタクだったら〜


 オレたちオタクはな!
 そこら辺の玩具屋やゲーム屋で「あれが欲しい」「これが欲しい」って言ってるようなガキどもとはわけが違うんだからな
 「欲しい」と心の中で思ったならッ!
 その時スデに手元には商品があるんだッ!
 
たとえばコレとか!!





〜アバッキオが元オタクだったら〜


 「ああ…………そんなとこで……何してんだい?」

 「買い物中すまないね……、今……調査中でね……
「も〜っと!おジャ魔女どれみフィギア付2枚組ショーツ」を探している。
  昨日、番台から発売されてね。こういう衣料売り場で売っているんだ。
  こういう店で買うのは恥ずかしいんだけどね……でもオタク用品専門店では取り扱っていないんだ」

 「……こんな店で買う気かい?」

 「……、おんぷちゃんのためだからな……」

 「ああ……その……なんだ……」

 「……、なにか?」

 「いや……その、参考までに聞きたいんだが。ちょっとした個人的な好奇心なんだが。
  もしどうでもいいキャラが出たらどうするんだい? 「おんぷちゃん」なんて出てこないかも…………
  いや……それよりも見つけたとして、おんぷちゃんなんて実在しないわけだし
  あんたはどう思って……そんな苦労をしょいこんでいるんだ?」

 「そうだな……私は「社会的地位」を求めてはいない。「社会的な位置付け」を求めていると人は自分を隠してしまうものだ……
  自分を隠した時、真実を見失うかもしれない。萌えもしだいに失せていく。
  大切なのは「おんぷちゃんとの結婚に向かおうとする意志」だと思っている。
  向かおうとする意志さえあれば、たとえ今はおんぷちゃんと会えないとしてもいつかはたどり着くだろう?
  向かっているわけだからな……………………違うかい?」

 「うらやましいな……
  以前オレは……木之本桜と結婚したいと思っていた……、連載開始から……ずっと、さくらの夫に……なりたかったんだ……
  かつてあんたのような「意志」をいだいていたこともあった……、でもだめにしちまった……オレって人間はな……
  くだらない男さ、途中で社会に妥協しちまった。いつだって途中で人の目を気にしちまう……」

 「そんなことはないよ…………アバッキオ
  おまえはりっぱにやってるじゃあないか……………………
  「意志」は同じだ……
  おまえがオタクになったばかりの時にいだいていたその「萌え」は……おジャ魔女どれみを見るようになったことで……
  おまえの心の中に再び戻っているのだよ……アバッキオ」

 「なんでオレの名を…………知っているんだ?
  ……? そういや……あんた……、前にどこかで会ったことが……ある」

 「どこに行くんだアバッキオ?」

 「あのバスに乗るんだ……思い出してきた……そうだ!!
  もう行かなくては……オレは会社に出勤しなくては……!!」

 「忘れたのかアバッキオ!?
  おまえはおジャ魔女ショーツを買いにここに来たのだ。それがバレて、もう会社はクビになったのだ
  もう……戻ることはできない」

 「あ……あんたは……!! そうだ!! あんたはッ!!
  あんたはオレがおジャ魔女を勧めたせいでオタクになった…………!!


 「アバッキオ……おまえは立派に萌えたのだよ。そう……わたしが誇りに思うくらいりっぱにね……」


 〜場面転換、会社に勤めたままのジョルノたちはアバッキオの解雇処置を取り消そうとするが、無駄な努力に終わる
  だが、意気消沈して人事部から帰ってきたジョルノたちがアバッキオの机の引き出しで見つけたものは……〜


 「お……おい、これは」
 「「購入」は! 終了してたみたいだな」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

 「これは『フィギアつきショーツ』だ!!」

 「アバッキオは最後に残してくれていたッ! しかも全5種類だッ!」







〜ツェペリさんが……「命を賭して学ぶ理由がある!」 そりゃあシーザーもグレるわ〜


 ジョジョ! コレクターの思考その2じゃ!

 オタクっているよなあ……挙動不審な人種のオタクじゃよ!
 あの人種は幼児服売り場だろうがスーパーマーケットだろうがところかまわずおジャ魔女グッズを購入するよなあ!
          (おジャ魔女ショーツ)    (おジャ魔女ドール)

 人目を気にしないオタク…………これは『勇気』と呼べるだろうかねェ

 オタクどものは『勇気』とは呼べんなあ
 それではジョジョ! 『勇気』とはいったい何か!?

 『勇気』とは『恥』を知ることッ! 『羞恥心』を我が物とすることじゃあッ!

 人間讃歌は「勇気」の讃歌ッ!! 人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!
 いくら知識があってもこいつらオタクは「勇気」を知らん!
 ノミと同類よォーッ!!







〜ポルナレフが……〜


ついにおジャ魔女ショーツ買うことを決意したポルナレフは、意を決して幼児下着売り場への階段を昇る。。
だが、階段の上ではの元上司・DIOが待ち構えていたのだった……。


   パチ パチ

 「おめでとうポルナレフ。おんぷちゃんメインの回も放送されたし、新おジャ魔女ドールも無事購入できたというわけだ……」

 「ケッ 祝いになんかくれるっつーならフィギアだけをもらってやるぜ」

 「フフフフ、ひとつチャンスをやろう
  その階段を2段降りろ。再び社会生活が営めるようにしてやろう
  逆にオタクだとバレてカミングアウトしたければ……足をあげて下着売り場に入れ」

 「……………………
  おれは旧シリーズのおジャ魔女ドールが発売された時、心の奥底まで人にオタクだと知られることの恐怖の呪縛に屈服した
  あの時おれは「負け犬」としての人生を歩みはじめたわけだ
  死よりも恐ろしいぜ!! 素直におんぷちゃんに萌えることのできね人生なんてな
  だが今……恐怖はこれっぽっちも感じない、おれにあるのは購入意欲だけだ
  おんぷちゃんがレギュラー化し……
  子悪魔時代とはまた違う魅力を見せてくれた1年間とおんぷちゃんへの愛が世間への恐れを吹き飛ばした」

 「本当に、そうかな?
  ならば……幼児下着売り場に登るがいい」

   スッ…… ポルナレフの足が持ちあがり、
   ガシ。力強く階段を踏みしめた。

 「そうかそうかポルナレフ、フフフ
  階段を降りたな
  おんぷちゃんよりも我が身の保身を選んだわけだな」

 「!! ……………………………………………………………………!
  な……なんだ……!?
  おれは……! 階段を……! 一歩! たしかに!」

 「どうした? 動揺しているぞポルナレフ
  「動揺する」それは「恐怖」しているということではないのかね
  それとも「登らなくてはならない」と心では思ってはいるが、あまりに恐ろしいので無意識のうちに逆に体は降りていたといったところかな……」

 「バカなッ! おれは今、たしかに階段をのぼったッ!」

 「ポルナレフ。人間は何のために生きるのか考えたことがあるかね?
  「人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」
  今のおまえのようにおジャ魔女ショーツを購入しようとすることは不安ではないかね?」

 (ま……まさか、無意識のうちにおれが屈服しているだと!?
  このままではまずい……はね返さなくては……
  おんぷちゃん……玉木……おれに勇気をくれッ!)

 「く……くどいぜDIO!
  おれはもともとオタクだと世間に知られた身!
  おジャ魔女ショーツの購入を済ませてから引きこもってやるぜッ!」

 「フン! ならばしょうがない…………
  買うしかないなポルナレフッ!」

  「それが「ショーツ」かッ! フィギアだけくれ――っ」

  「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」






〜更衣室にて、ポルナレフとデーボの遭遇〜


 「しかし、お前……そんなものまで買ったというわけか……出てこい!!」
 「……オレの名はおんぷちゃん萌えのデーボ……どうしてオレがおジャ魔女ショーツを買ったと理解った?」
 「てめー頭脳がマヌケか? ショーツを試し履きして……トランクスに履きなおしてねーぜ!!」








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