4月16日の裏日記より (元ネタ:「ジョジョの奇妙な冒険」27巻)


 花京院典明は自分のこの恋人を見る時いつも思い出す。


小学校教師
「花京院さん、お宅の典明くんは友だちをまったく作ろうとしません。
 そう、嫌われているというよりまったく人とうちとけないのです。
 担任教師としてとても心配です。」


「それが…恥ずかしいことですが…、親である…私にも…なにが原因なのか…」


 子供の時から思っていた。ネットに接続しているとそれはたくさんの人と出会う。しかし普通の人たちは一生で真に気持ちがかよい合う人がいったい何人いるのだろうか…?
 ニフティのチャットルームの○○くんのアドレス帳は友人の名前とメルアドでいっぱいだ。五〇人ぐらいはいるのだろうか? 100人ぐらいだろうか?
 母には父がいる。父には母がいる。
 自分は違う。
 ネットヒーローとか2chのひろゆきにはきっと何万人といるんだろうな。
 自分は違う。


「自分にはきっと一生、誰ひとりとしてあらわれないだろう。」
「なぜなら、ボクの恋人『デ・ジ・キャラットちゃん☆』が見える友だちは誰もいないのだから…。
 見えない人間と真に気持ちが通うはずがない。」



 ジョースターさん 承太郎 ポルナレフ アヴドゥルに出会うまでずっとそう思っていた。
 アヴドゥルとイギーのことを考えると背中に鳥肌が立つのはなぜだろう。
 それは、他人には見えない猫耳やうさぎ耳のついた恋人を持つ初めての仲間だったからだ。
 ブ□ッコリーに就職するというこの旅!
 数十日の間だったが気持ちが通い合っていた仲間だったからだ。


          デ・ジ・キャラット
 花京院典明は「法皇の緑」を見て考える!


「こいつを昔のように誰にも気付かせなくしてやる。
 そう! シスプリ人気の正体を暴きに経済戦争に勝利するために完璧に気配を消してやろう。」



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