火炎使い(火種)


概説:この世界にはいくつかの系統の火炎使いがいます。魔界からの火を召還する者。体内の発火物質を自由に扱い火を生み出す者……。この特技では目に見えないような小さな火種を造りだす者を取り扱います。


 −覚醒イメージ−
 「母さん、その包丁はなに? なんで僕を刺そうとするの」
 「この悪魔! あんたなんか生まれてこなければよかったんだ」母さんが叫ぶ。
 なぜなの母さん? 母さんをいじめた父さんを消してあげただけじゃないか!
   −その時、母さんが燃える。僕をののしりながら燃える−
 ……白い灰が残った。僕は母さんを元に戻そうとするけど手にすくった灰は
 さらさら、さらさら、風にのって舞っていく……母さん!!


特性値修正:直観+5、精神力+5
作成時装備:5点以下の追加の背景設定一個(命運が5点のものから選びますが、命運は不要です)
覚醒時装備:同上

《特殊ルール》
〔01〕
火炎使い(火種)は超能力に分類されますが、特技の修得は他の技能のようにレベル順に行います。
〔02〕深刻なトラウマ
 キャラクター作成時に火炎使い(火種)を選択したキャラクターは【深刻なトラウマ】に対して宿命を5点割り振って下さい。トラウマの内容はプレイヤーとマスターが相談の上、決定して下さい。
 ゲームにおいて【深刻なトラウマ】の対象に遭遇した場合、火炎使い(火種)技能者は割り振った宿命×1%のペナルティを受けた上で、精神力チェックをしなくてはなりません。失敗すると、「混乱」になります。
〔03〕トラウマの不在
 【深刻なトラウマ】を持たないキャラクターが火炎使い(火種)の技能を得た場合、比較的一般的なものに対する【恐怖症】に10点の宿命を割り振らなければなりません。例としては、特定の動物に対する恐怖症があげられます。RPGとしての展開を阻害する恐怖症はなるべく避けて下さい。
〔04〕火種
 火炎使い(火種)はその特技にどれだけの火種を使用するかを決めてから特技の判定を行います。

1:火種は威力 1 相性 火 です。判定は必要ありませんが、1ターン(10秒)に精神力個までしか造りだすことができません。また4個作り出すご
 とにMPを1消費します(割り切れない分もMP1消費)。
2:火種は何か物質に触れることがない限り、自然に発火することはありません。また造りだした火種は 「技能値★」分 経過すると寿命がきれ自然
 に消滅します(発火したものも消滅します)。また術者の意思で消すことも可能です。
3:設置された火種は直観チェックに成功すれば発見することができます。
4:特技で威力 火種分 と書かれていた場合、威力はその特技に使用した火種の数の和です。
5:視認できるところまで火種を設置、とばすことが可能です。
6:火種はダメージを与えうるものを造るのなら精神力個までという事であり、人間を構成する60兆の細胞の内、1つの細胞を燃やすくらいならばいく
 らでもつくることができます。マッチや枯れ木に火をつけるくらいならばMPは必要ありません。
7:火種は現世の風は全く影響を受けませんが、魔界など、異世界の風には影響を受けます。魔界の風が吹き荒れている場合(またそのような風を
 召還する特技を使われた場合)、「火種設置」と「火炎包囲」は火種が風に飛ばされ効果が失われます。
8:【攻撃の分類】魔法攻撃には含めない 後列からでも攻撃可能


名称
覚醒
判定値
修正
MP
威力
範囲
相性
使用
火種設置
直感
+0
火種分★
1ヶ所
通常
火種を、気体中に設置する技。設置した火種に触れると発火し、ダメージを受ける。1ヘクス(2メートル)に2つまで同時に設置できる(ダメージも累積)。またどの高さに設置するかも精神力チェックに成功することにより可能となる。2つめの設置でこの精神力チェックに失敗すると火種が触れ合い、発火し、術者自身がダメージを受ける。
火種
直感
+0
火種分
攻撃
火種を相手にぶつけ、発火させる技。
炎壁
直感
+0
火種分★
防御
火種を用いた防御技。この特技に使用した火種分のダメージを軽減する。格闘攻撃であった場合はダメージは軽減せず、火種分のダメージを対象に与える。
複数同時火弾
II
直感
−10
12
火種分
1〜
攻撃
火弾の上級版。精神力B個まで火弾を複数操る技。各火弾の火種数は自由に決めてよい。また1つの目標に全ての火弾で攻撃してもよいし、複数の目標に攻撃してもよい。
浄火
II
直感
−20
特殊
通常
不浄と化した細胞に火種をまき、死滅させることにより「毒」状態を解除する。また細胞の何らかの変化が原因とされるものならこの特技を使って解除できる。医学の技能があれば修正に+20%のボーナス修正がつく。火種のMPは1だけ使用する。
連鎖
II
直感
−10
特殊
特殊
通常
「火種設置」により設置した火種を導火線状に設置した火種によりつなぎ連鎖的に発火させる。消費MPはふたつの火種をつなげるために必要なMPである。触れればつなげたものすべてが発火する。対象はそのヘクスにいるものすべてであり、各ヘクスにあった火種分★のダメージが与えられる。自身がいる場合も例外ではない。
火炎包囲
II
直感
−10
14
火種分★
1〜
通常
火種を対象の周囲に造りだす技。対象が行動を起こせば発火し、ダメージを与える。ただし、念じただけで使用できる特技は使用可能。「足を動かせば発火」とか、「口だけは動かせる」などの限定をかけたい場合、判定に−10%のペナルティをかけ、火種の位置を調整することで可能となる。この技のダメージに対しては対象の物理防御点を半分として扱う。
複数同時炎壁
II
直感
−10
14
火種分★
1〜
通常
炎壁の上級版。精神力B個まで、火種を防壁として作り出せる。各炎壁の火種数は自由に決めてよい。スクウェアマップを使用する場合、四方、どの方向に設置するか決めなければならない。炎壁を設置した方向に移動するには直感チェックで成功しなければならない。失敗すれば自身がダメージをくらう。この特技は自分のいるヘクスにしか設置できない。
複数同時火種設置○○
II
直感
−10
12
火種分★
1〜
通常
火種設置の上級版。精神力B個まで、同時に火種を設置できる。各「火種設置」の火種数は自由に決めてよい。
火閻魔人の片鱗
II
特殊
この特技を習得していると、習得者の用いる火炎使い(火種)の特技の副効果に「炎上」が追加される。
「炎上」 状態:肉体が燃えつづけている状態
      行動制限:毎ターン10点のHPを失う
      回復:耐久力チェック・消火。
火種固定
10
II
直感
+0
特殊
補助
「火種設置」、「火炎包囲」の補助として使用する。火種に特殊な念を入れ、異世界の風の影響を受けなくする。
内部発火
11
III
直感
−30
20
火種分★
攻撃
火種を対象の内部から発火させる技。視認できないところに火種を造りだす非常に難度の高い攻撃。対象の防御点は一切無効となる。
火閻魔人
12
IV
技能値★
この特技を習得していると、習得者の用いる火炎使い(火種)の一度に造りだせる火種の数が常時、威力分上昇する。ただし、その分のMPは消費する。

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