(セリフとか、かなりうろ覚えです)
泣き虫サクラは、地下プロレス組織のボスです。
泣くことが大好きな子供で何かの拍子に涙が出ると泣き止むのが惜しくてずっと泣き続けていた彼ですが、15才の時、男に捨てられて狂った母親に眼球を潰されて以来泣けなくなります。
彼は、気の狂った母親の目の前で自分の力を見せつけると彼女が微笑むことに気付き、以来、母の前でトレーニングし続けます。
そして母が逝った時、彼の身体は完成されていました。
視覚を持たない彼はその他の感覚で対戦相手をとらえ、超人的な強さを見せます。
汗をはじめ、あらゆる排出物を人の20倍出してきた彼ですが、この20年、涙だけは流していません。
「泣けぬことは…哭くより悲しい…」。
これで「泣き虫サクラ」に興味を持った方は、「餓狼伝」(板垣版)の6〜8巻をどうぞ。
以下、ネタバレにならないようにしつつ好きなシーン。
「日本で見つけてきたこの本ではなく……君自身に悲しみがない」
「君にプレゼント……したかったのにィィ!!」
「私に与えるんじゃあない!!」
「サクラ…おまえさん○○○○○」 (←ネタバレ検閲)
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ」
「サクラァ、○○○○○○○○○!」 (←多少ネタバレの可能性があるので検閲)
「タツミ……君の手が暖かい……」
オススメです。
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